三井住友海上プライマリー生命保険株式会社の契約締結前交付書面兼商品パンフレットが、UCDA認証「見やすいデザイン」を取得した事例を紹介します。
以下、担当者様よりコメントをいただきました。

認証取得の経緯

弊社では、以前より「DC9 ヒューリスティック評価」等を通じて、お客さまに「わかりやすい」パンフレット制作に取り組んできました。客観的な第三者評価を得るためにUCDA認証取得も目指していましたが、契約締結前交付書面部分をシステムで制作していたため、制約が多く困難な状況でした。今年度、大規模なシステム改修をすることになったのを機に、認証取得に必要な要件をシステム側に組み込み、念願の認証取得に至りました。

制作のポイント

パンフレット
契約概要
注意喚起情報

  • 1行の文字数を45文字以内、行間1.5行で作成するなど読みやすさを追求
  • カラーUDの推奨配色セットをベースとし、色覚の多様性に配慮
  • 見出しと本文の文字サイズのジャンプ率や、見出しの配色による誘目性・視認性の向上
  • 情報や色を整理し、適切な余白を確保することによる可読性の向上
  • 吹き出しやアイコンの効果的な使用

認証を取得して

本商品のお客さまは比較的ご高齢の方が多く、「見やすい」「わかりやすい」資料に対する期待の声を従来より伺っております。
そのため、発売から10年を経た商品ではありますが、資料の改訂を何度も重ねて参りました。
今回の認証取得の過程では、とりわけ「見やすさ」の観点で、大きく前進することができました。
今後も利用者の期待やお声を受け止めながら、資料をより進化させていくとともに、他資料にも拡大していきたいと思います。