「第三者」による客観的な評価

対象範囲と評価項目

認証の対象範囲

原則として、ユーザーの生命・財産に関わる重要なコミュニケーション、またはそれに準ずるコミュニケーションを認証範囲としています。

  • 「見やすいデザイン」認証の対象

  「表示が見にくいことで、ユーザーのストレスにつながるもの」
(例:一般的な文書、報告書、あいさつ状、封筒、カレンダー、食品パッケージなど)

  • 「伝わるデザイン」認証の対象

  「内容がわかりにくいことで、ユーザーの不利益につながるもの」
(例:保険や金融商品の申込書、告知書、請求書、パンフレット、報告書、マニュアル、映像など)

わかりやすさの評価項目

生活者の生命・財産にかかわる重要なコミュニケーションのデザインのうち「わかりやすさ」を評価するためにはユーザーの認知にかかわる判定を行うこ とが必要となります。UCDA認証ではこの複雑な課題に対して2つのアプローチを用います。一つはデザインの要素のうち定量的に評価可能な「形式知」によ るアプローチです。もう一つは感性や経験に基づく主観的な評価が必要な「暗黙知」によるアプローチです。デザインを構成する要素の分類にはさまざまな異論 がありますが、視覚情報の分野においては「形式知」として

  1. 情報量
  2. タイポグラフィ(文字)
  3. 色彩設計

の3要素を評価します。また「暗黙知」とし ては、上記3要素に加えて

  1. テキスト(文意)
  2. タスク(ユーザーに要求される仕事)
  3. レイアウト
  4. マーク/図表
  5. 操作要素(記入・入力)
  6. 使用上の問題(情報設計上の問題)

などの要素を評価します。これらの評価項目を設定して、「わかりやすさ」というあいまいな概念を可視化することにより、デ ザインがユーザーに及ぼす認知の効果と効率を評価することができます。多様な伝達媒体において評価を行う場合でも、2つのアプローチをもとにした適切なガ イドラインと評価基準を策定することにより「わかりやすさ」の評価が可能となります。

※適切なガイドラインと評価基準

  • 例1=ISO9241-11(ユーザビリティ)、ISO13407(人間中心設計)、JISX8341(高齢者・障害者における情報 アクセビリティに関するガイドライン)
  • 例2=DC9ヒューリスティック評価法(研究者や各分野の専門家が開発し、UCDAが策定した評価方法)
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