「第三者」による客観的な評価

01:澤田 泰廣

UCDAトーク01:澤田 泰廣 社会を変えるコミュニケーションデザイン

●グラフィックデザインの役割

写真ーー情報を形に定着するグラフィックデザインという仕事は、ユニバーサル コミュニケーション デザインの基本だと思います。第一線で活躍しているデザイナーから見たコミュニケーションデザインのこれからについて伺いたいと思います。
福田:
今日は、素人の代表である私がグラフィックデザインの世界について伺いたいと思います。最初に、グラフィックデザインの定義とはどのようなものなのでしょうか。
澤田:すでに、グラフィックデザインとは「情報をデザインすること」というスケールの大きな言葉として使われているのではないでしょうか。伝えることをデザインする全てがグラフィックデザインそのものであり、グラフィックデザイナーの仕事だと僕は捉えています。
福田:なるほど。グラフィックという分野は非常に広い範囲を言うのですね。
写真澤田:メ ディアだけを見ても、基本である紙とインクの領域にとどまらず、映像や新しいテクノロジーによるインタラクティブな世界、さらに環境やイベント等、グラ フィックデザイナーが活躍するフィールドはあきらかに広がっています。そういう状況の中で、モノゴトの本質をしっかりと捉え、人々にわかりやすく伝えてい く能力が我々デザイナーに問われる時代になってきていると感じています。
福田:それは情報を整理する能力ということですね。また、情報の整理をなさったわけですね。グラフィックデザインには、紙の上の表現だけにとどまらない広い意味があるのですね。
澤田:伝える手段、そしてデザインという考え方や力への期待がすごく大きくなったんだと思います。僕がデザイナーとし て広告の仕事を始めた頃は、ポスターや新聞、雑誌といった紙に限定したメディアだけが仕事場でした。専門性が強く、タテ割り社会だったのです。しかし現在 では、グラフィックデザイナー本来の「コミュニケーションを創り上げていく」という能力がしっかりと評価されるようになりました。その結果、さまざまな場 面でグラフィックデザイナーが関わった素晴らしいプロジェクトが際立つ様になっています。

保護中: UCDAトーク

  • Hatena
  • Google+
  • facebook
  • twitter
ページトップ