「第三者」による客観的な評価

21:金巻龍一

UCDAトーク21:金巻龍一 引き算でコミュニケーションを考える

●地球上の時間差、業種間の時間差に成功の鍵が見える

福田:まず、コンサルタント業務とは何か、というところからお話いただけますか。
写真金巻:世 の中がどんどん移り変わっていくと、これまでの前提ではなく新しい前提で物事を考えていかなければなりません。一方、会社が変わろうとしても、それまでの 成功体験があるからなかなか変わりづらい。たとえば金融自由化で日本の金融機関が悩み始めたとき、もうすでに欧米ではとっくにその問題は経験しました。つ まり、世の中の変化は何でも日本が最初というわけではなく、先に課題解決に成功したノウハウをうまく体系化してお客様に技術移転するのがコンサルタントの 仕事です。
写真福田:た とえばビジネスフォーム印刷業界は日本と比べてアメリカが5年は先を進んでいます。かつて年に1回、アメリカでコンサルタントからレクチャーを受けたので すが、教わったことが1、2年後に必ず日本でも起こるのです。たとえば、データプリント。クライアントがDM やビジネスメールを発送する場合、アメリカは印刷会社が印刷だけでなく、企画から発送手配まで引き受けていることに驚きました。

アウトソーシングが進んでソフトウェア会社などと垣根を超えた競争になるということも、アメリカのコンサルタントに教わったことです。社長としてのジャッジメントの大きい要素になりましたね。
金巻:いつも地球上には時間差があります。また、同様に業界間の時間差もあります。我が国の場合には、金融ビッグバンの次に通信の自由化があったわけですが、金融業での対策が通信業界にとても役立ちました。

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