「第三者」による客観的な評価

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01-1:ETAってなんだろう?

ETAってなんだろう?

●デザインが大きく左右する、見やすさ・わかりやすさ

あなたが普段カタログやホームページ、説明書などを見る際に、すんなり目を通せる場合と、「見づらいな」と思ったり、何度も読み返す場合とがあるのではないでしょうか。また、申込書などの書類を、読み間違えて記入ミスをしてしまった経験はありませんか?
見やすさやわかりやすさは、掲載された文章や図など内容の善し悪しだけでなく、スムーズに見て理解できるデザインかどうかによっても大きく左右されます。
個人が感じるデザインの見やすさやわかりやすさは、あくまで主観的なものでしかありません。しかし、見やすさやわかりやすさを数値化することができれば、客観的にデザインの善し悪しを判断できるようになります。
たとえば、読むスピードや読み間違えの頻度を測定する方法もあるでしょう。また、読むときの心理的ストレスや眼精疲労の度合いなどを調べる生理学的アプローチも考えられます。

しかし、そういった方法とは別に、UCDAと東京電機大学エルゴノミクスデザイン研究室では、「視線の動き」に注目して、デザインの「見やすさ・ わかりやすさ」を人間工学的に分析・解析する試みを始めています。それが「アイ・トラッキング・アナリスト(ETA)™」です。

●視線の動きに注目して、わかりやすさに迫る

私たちが物を見ると、目から入った情報が脳に伝わります。カタログなどを見るときに、目は文章を追い、イラストや写真に目を移していきます。そのとき、デザイナーが意図した通りに視線がスムーズに動いていくものほど、見やすく、わかりやすいデザインだと判断します。
視線を追う(ゲイズプロット)と見る時間を計る(ヒートマップ) 図  反対に、視線がスムーズに動かなかったりいろいろな所に行ったり来たりして,デザイナーが意図したのとは違った動きをしている場合には、読みにくく、わかりにくいデザインだ,ということになります。
そこでETAでは、目の動きを追う「視線追尾」による行動観察に基づいたデータ収集と分析・解析を行ないます。
分析・解析には、人がモノを見るときの視線の動きのデータを取る「アイ・トラッキング・テスト」を実施します。テストは、「アイトラッカー」という装置 を使い、被験者がカタログなどを見るときの、視線の順序、滞留時間(視線が留まる時間)、移動距離、移動速度を計測します。こうしたデータを複数の被験者 から集めることで、見る人が「どのように」見ているかを、正確に把握することができるのです。

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