●ポイントは3つに絞ると伝わりやすい
福田:おっしゃるように、説明もポイントがしっかりしていれば、相手に合わせて臨機応変に対応できますね。われわ れはユニバーサルという言葉を掲げていますが、誰にでもわかりやすいということを追求していくと、パーソナライズするということになると思うんです。1人 ひとりに伝わるということを足し算すればいいわけですよね。本日はありがとうございました。
プロフィール/内藤純一(ないとう・じゅんいち)
1951年兵庫県生まれ。75年東京大学経済学部卒業、同年大蔵省(現財務省)入省。在エジプト、在英国日本大使館勤務などを経て、大蔵省証券公社 債市場室長、銀行局調査課長、同局銀行課長、大蔵省金融企画局参事官(開示制度担当)、同局企画課長など、金融・証券行政を担当した後、01〜03年名古 屋大学大学院経済学研究科教授、03年7月より財務省大臣官房審議官、04年2月より財務省東海財務局長、06年7月より証券取引等監視委員会事務局長、 08年7月より10年7月まで金融庁総務企画局長を務める。現在は早稲田大学大学院 客員教授、全国信用協同組合連合会 理事長。