2026年6月29日(月)に、2026年度第1回研究部会を開催しました。会場・オンライン参加合わせて13社約40名の皆さまにご参加いただき、各社ご挨拶をいただきました。

13社約40名の皆さまが参加

13社約40名の皆さまが参加

前野理事の挨拶「AI時代だからこそ『生活者の理解』を起点に」

今年度より新体制となった「UCDソリューション研究所(UCDSL)」の紹介と、新理事に就任した前野和俊よりご挨拶させていただきました。

AIの活用が急速に広がる一方で、「情報を生成すること」と「生活者が正しく理解できること」は両輪で重要となります。
UCDソリューション研究所では、AI時代においても生活者の理解を中心に据えたコミュニケーション品質の研究を推進し、AIが生成した情報についても理解性の観点から評価・改善していく必要性を共有しています。今後は研究部会を通じて、AI活用の知見や課題についても継続的に議論を深めていきます。

新理事 前野和俊よりご挨拶

新理事 前野和俊よりご挨拶

第一部:「表示の共通化分科会」2025年度の活動報告

企業・業界を横断した「わかりやすい表示」の共通化実現に向け活動する「表示の共通化分科会」について、食品業界から江崎グリコ株式会社・東田幸紀さま、ハウス食品株式会社・鎌田尚子さま、生命保険業界からニッセイ・ウェルス生命保険株式会社・村山哲也さま、マニュライフ生命保険株式会・奥宗人さまにご登壇いただきました。(各業界社名五十音順)

分科会は2025年度、UCDAのDCエンジニアリング、人間中心設計(ISO 9241-210)をベースに課題や誤認リスクを整理し、共通化できるデザイン要素について検討を進めてきました。2026年度は、これまで整理した課題をもとに食品・生命保険それぞれでプロトタイプを作成し、大学研究者も参画するユーザーテストなどを通じて実証実験を実施する予定です。研究成果を実際の製品・サービスへ反映し、「わかりやすい表示」の社会実装を目指して活動を進めていきます。

(左から)江崎グリコ株式会社・東田幸紀さま、ハウス食品株式会社・鎌田尚子さま

(左から)江崎グリコ株式会社・東田幸紀さま、ハウス食品株式会社・鎌田尚子さま

「表示の共通化分科会」活動報告書(PDF)

「表示の共通化分科会」活動報告書(PDF)

▶2025年度 UCD研究部会「表示の共通化分科会」活動報告書(PDF)

第二部:グループディスカッション

前半では、同業界交流を実施し各会社の課題や現状について皆様にご共有いただきました。後半では、3つのグループに分かれ、東田さま・鎌田さま、村山さま・奥さま、UCDAの3つのテーブルを各10〜15分でテーマごとに課題共有・ディスカッションを実施しました。

「情報量とわかりやすさのバランス」「注意マークやアイコンの共通化」「紙媒体で培った知見のデジタルUIへの展開」「AIを活用したわかりやすさの向上」など、多様なテーマについて活発な議論が交わされ、業界を超えた知見共有の場となりました。ディスカッション終了後、各グループの代表者さまより気づきや感想を全体でご共有いただきました。

ニッセイ・ウェルス生命保険株式会社・村山哲也さま

ニッセイ・ウェルス生命保険株式会社・村山哲也さま

マニュライフ生命保険株式会・奥宗人さま

マニュライフ生命保険株式会・奥宗人さま

UCD研究部会では、企業・業界の垣根を越えた協創を通じて、「生活者にとって本当にわかりやすい情報提供」の実現を目指しています。今後も研究成果の共有と実証を重ねながら、コミュニケーション品質の向上と社会課題の解決に貢献してまいります。

ご参加いただきました皆さま、誠にありがとうございました。
UCD研究部会に関するご質問・お問い合わせは、下記までご連絡ください。

お問い合わせ先

2026年度UCD研究部会 入会申込書(pdf)

担当:一般社団法人ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会 事務局
TEL:03-5524-0280
E-mail:jimukyoku@ucda.jp