伝達品質の認証制度
UCDA認証は、第三者が客観的に「わかりやすさ」を保証するものです。
UCDAは「わかりやすさ」を評価する唯一の第三者機関として認証制度を運営しています。
「わかりやすさ」は曖昧さを含む概念であるため、これまで明快な「基準」がありませんでした。
そこでUCDA は、多様な生活者と、産業・学術の専門家と共に「基準」を次のように定義しました。
「わかりやすさ」とは「わかりにくさの要因」を取り除いた状態である
「わかりにくさの要因」、つまりデザインの問題点は、科学的な評価によって定量化・見える化できます。
「どこのデザインが、どのようにわかりにくいか」を明らかにすることで、
「わかりにくさの要因を取り除く」=「わかりやすく改善する」ことが容易になりました。
UCDA認証は、こうした「わかりやすさ」を第三者による客観的な評価を通じて認証する制度です。
認証は「見やすいデザイン」と「伝わるデザイン」の2種類
UCDA認証は2種類を設けています。
- デザインの「見やすさ」を認証する レベル−1「見やすいデザイン」
- ユーザーの理解度まで検証して「伝わりやすさ」を認証する レベル−2「伝わるデザイン」
「見やすいデザイン」取得の流れ 〉 「伝わるデザイン」取得の流れ 〉 認証対象と認証マーク 〉
認証の目的
UCDA認証の目的は、以下の2点です。
- ユーザーの生命・財産にかかわる重要なコミュニケーションのデザインを評価して
「わかりやすさ」の伝達品質を認証すること。 - 評価を通じて、企業・団体など組織のコミュニケーション活動を継続的に支援すること。
認証のメリット
UCDA認証のメリットは、以下の3点です。
- 認証のプロセスを経ることでコミュニケーションの「伝達効率」が高まり、わかりやすく改善される。
- 「わかりやすさ」に基準を定めることにより、コミュニケーションの改善結果を維持し、
不備率の低減や事務コストの削減など業務の効率化に貢献する。 - 顧客、株主、社員、地域社会、メディア等あらゆる利害関係者に対して、組織がお客様とのコミュニケーションを
重要視する姿勢を伝える。
事例紹介
各企業・団体のUCDA認証取得事例を紹介します。