認証対象となるもの
原則として、「ユーザーの生命・財産に関わる重要なコミュニケーション、またはそれに準ずるコミュニケーション」を認証範囲としています。
以下に例を挙げていますが、これ以外のものについても認証取得は可能です。判断に迷う場合はお問い合わせください。
●「見やすいデザイン」の認証対象:表示が見にくいことで、ユーザーのストレスにつながるもの
例:一般的な文書、報告書、帳票、あいさつ状、封筒、カレンダー、食品パッケージなど
●「伝わるデザイン」の認証対象:内容がわかりにくいことで、ユーザーの不利益につながるもの
例:保険や金融商品の申込書、告知書、請求書、パンフレット、食品や医薬品のパッケージ、報告書、マニュアル、映像など
※ 公序良俗にかかわるもの、個人的なもの(日記など)、毎日内容の変わるセールなどのチラシ類、危険を伴う製品の取扱書などは認証できません。
認証マーク
厳正なる評価の結果、認証基準を満たしていると判定された対象物に「認証マーク」を発行します。
これは第三者によって「わかりやすさ」の伝達品質が認証されていることを示します。
また、認証マークは適切な方法で対象物に表示・掲示することができ、ユニバーサルコミュニケーションデザインの普及・啓発を推進して、社会の安心・安全に貢献することにつながります。
「見やすいデザイン」の認証マーク
認証審査会で「ユーザーにとって見やすく配慮している」と認められた対象物に発行されます。
「伝わるデザイン」の認証マーク
認証委員会で「情報の伝達品質」が認められた対象物に発行されます。
また、希望する方は認証書を発行します。認証書は有料ですので、価格はお問い合わせください。
認証マークの有効期間と更新
認証マークの使用開始日から2年間です。有効期間を過ぎた場合は「更新手続き」が必要となります。
有効期間の過ぎた認証マークはご利用できませんので、お早目の対応をお願いいたします。
※ 利用期間終了の2ヶ月前に、UCDA認証部よりお知らせメールを送信しています。