金融庁で職員向けに行っている昼休み講演会で、2022年10月21日(金)にUCDA事務局長の三村が『重要な情報を「わかりやすく」伝えるために』をタイトルに講演しました。
当日は金融庁の職員の方約300名が参加しました。

■概要
保険・金融商品のパンフレットや契約書面、重要情報説明書など生活者が日常目にする「生命・財産」に関わる重要な情報はわかりにくいものが多くあります。
それによる不利益は、生活者(契約者)だけに止まらず、実は企業にも大きな損失を生み出しています。
重要な情報を「わかりやすく」伝えるためには、科学的根拠による基準という客観的な目標設定が必要です。
金融庁では、2017年度より「顧客本意の業務運営」に基づく原則の採択を金融業界に求めています。本原則の中で「重要な情報の分かりやすい提供」(原則5)への対応があります。
今回の金融庁の講演では、「わかりやすさ」の基準を策定し、改善を促進するため行っている、認証制度に関する話を交えつつ、重要な情報を正しく、かつわかりやすく相手に伝えるために極めて重要なユニバーサルコミュニケーションデザインについて概説します。

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