株式会社日本住宅保証検査機構の契約内容確認シートが、UCDA認証「見やすいデザイン」を取得した事例を紹介します。
以下、担当者様よりコメントをいただきました。

認証取得の経緯

当社が取り扱う住宅かし保険は、住宅事業者が契約者となり、その内容を住宅事業者から住宅取得者様に説明し、確認した内容を住宅取得者様が契約内容確認シートにチェックいたします。
このように一般の損害保険や生命保険とは異なる契約の流れとなっております。
契約の直接当事者ではない住宅取得者様がより迷いなく、また、保険会社としては住宅取得者様が大切な財産を守るために契約の内容を正しく理解し、適正に保険契約が締結されることを目指し、第三者の評価をいただくべきとの判断に至りました。

制作のポイント

記入用紙

  • 1行あたりの文字数を少なくし読みやすさを追求
  • 『読んでからチェックする』流れに沿った、チェック欄の配置変更

説明文・記入例

  
  • タイトル表示を強調、この帳票が何の目的物かを目立つよう表記
  • 色覚の多様性に配慮した配色
  • 記入欄、注意事項の強調による、記載漏れの防止
  • 見やすく使いやすいよう記入例のレイアウト変更

認証を取得して

「とても見やすくなった」「もともと難しい内容でとっつきにくい資料だったが見やすくなった」との声をいただいております。
住宅かし保険は保険期間が長期のため、契約締結時にお渡しした資料を5年後、10年後に見返す可能性があることを考慮し、幅広い年齢の方に見やすくわかりやすい内容にすることを意識して作成に取り組んでおります。
今後も、当社が扱うさまざまな商品の説明資料について、UCDの視点で改善したいと考えています。