2020年、世界中で爆発的に感染が広がった新型コロナウイルス。日本でもワクチン接種が進んでいます。
2021年にはワクチン接種の予診票が全世帯に送付されましたが、果たして生活者に記入しやすく・医療従事者にもわかりやすい帳票なのでしょうか。
今回は、協賛企業の皆様に「わかりやすい」ワクチン接種の予診票を作成していただきました。
情報の送り手企業・生活者(アナザーボイス)による投票をもとに以下のとおり賞が決定しました。

実行委員長賞:株式会社イセトー

担当者コメント:
「接種完了までストレスなくスムーズに進む」をテーマに、接種を受ける方・医療従事者双方にとってのわかりやすさを追求しました。
双方の目線で実際に記入して、わかりにくさ・使いにくさの問題点を発見・分析。それぞれの立場を意識した改善を行いました。
また、迷いや不備が発生しそうな箇所は、あいまいなものから明確な表現へ、かつ丁寧な誘導をするように心掛けたデザインにしました。今回実行委員長賞をいただくことができ、大変光栄です。

株式会社イセトー
プロダクト統括本部
CIC デザイン部 東京デザイングループ 太田 百香 様

アナザーボイス賞:アインズ株式会社

代表者コメント:
生命に関わる重要な情報のため専門知識が必要であると判断し、新型コロナワクチン接種に携わった医師の意見を反映しました。「接種可否のわかりやすさ」や「記入箇所のわかりやすさ」など課題やニーズを取りまとめ、改善案でユーザテストを行い、作成しております。本コンテストを通して、改めて課題を抽出・分析する重要性を実感いたしました。これからも、人にやさしい情報デザインを提案してまいります。

アインズ株式会社
代表取締役専務 谷口 彰 様

アナザーボイス賞:小林クリエイト株式会社

担当者コメント:
アナザーボイス賞という生活者の評価がいただけたことに、大きな喜びを感じています。優先順位としては、①書く人が内容を即座に理解し、書きやすいこと②医療従事者が間違いなく効率的に情報を読み取れること。全体的には「難しく感じさせない」印象づくりにも配慮しました。私たちの業務の一つである帳票デザインをコンテストという場で再認識でき、意義のある楽しい取り組みとなりました。

小林クリエイト株式会社
生産管理部プリプレス課 寺部 健吾 様

アナザーボイス賞:東洋美術印刷株式会社

担当者コメント:
UCDAアワード2022帳票コンテスト「アナザーボイス賞」を頂きまして誠にありがとうございます。
弊社では、金融商品やサービスに係わる情報を、見やすく、わかりやすく表現することを主眼に日々技術向上に取り組んでいます。
今回、受賞できました帳票もそのノウハウを生かして若年層、高齢の方にも見やすく、理解しやすいよう配慮して作成しました。
今後も一層の技術向上を目指して邁進してまいりたいと思います。

東洋美術印刷株式会社
トーヨー・デザインコア
山田 雅史 様