SOMPOひまわり生命保険株式会社様の「健康をサポートするがん保険 勇気のお守り(がん治療給付型)」が、UCDA認証「見やすいデザイン」を取得した事例を紹介します。
以下、担当者様よりコメントをいただきました。
認証取得の経緯
通信販売の保険募集においては、パンフレットのわかりやすさ見やすさだけでなく、お客さまご自身が記入する申込書類にもわかりやすさや見やすさ、記入のしやすさが欠かせません。
コールセンターにお問い合わせいただく内容などから、お客さまの声を分析、お客さまが記入されているシーンを把握し、申込書類も常に進化していかなくてはならないと考えています。
申込書類を改良するにあたり、自社の知見だけに頼らず、第三者の客観的な視点を取り入れる意味でもUCDA認証「見やすいデザイン」の取得にチャレンジすることといたしました。
制作のポイント
生命保険契約申込書
告知書
一般的に申込書は契約者と被保険者の情報をそれぞれ記入いただきますが、当社にお申込みいただくお客さまは契約者と被保険者が同一のケースが多く、「契約形態別申込書類」ならお客さまの記入負荷を軽減できる着眼点がありました。そのうえで制作上のポイントは次のとおりです。
1.マークの活用:直観的に識別できる契約形態別申込書類
2.配色の工夫:文字の配色を見直し視認性や可読性を改善
3.レイアウトの改善:記入動線を見直すため職業記入欄の配置を変更
4.文意の見直し:専門用語には平易な言葉を添え理解を促進
5.記入箇所の削減:告知日欄の記入条件を設定
認証を取得して
UCDA認証「見やすいデザイン」を取得し、お客さまからご返送いただく申込書の記入ミスが4割減少しました。お客さまのご負担(わかりにくさや書きにくさ)が軽減されたものと推察し、非常に嬉しく思います。また、UCDA認証「見やすいデザイン」の取得基準が明確なため、社内・外部協力会社(制作会社)とのコミュニケーションや制作進行を、非常に円滑に進めることができました。
今後は、他商品の帳票にもUCDA認証の観点を組み込み、改善を進めていくことで、お客さまにとって快適な申込み体験を提供していきます。