ジブラルタ生命保険株式会社様の「入院・手術状況報告書(自己申告用)」が、UCDA認証「伝わるデザイン」を取得した事例を紹介します。
以下、担当者様よりコメントをいただきました。
認証取得の経緯
入院・手術状況報告書(自己申告用)は、保険契約において給付金をご請求いただく際に、お客さまご自身にご記入いただくものです。本報告書については、「提出に必要な書類を判別しづらい」「記入方法がわかりにくい」という課題があり、お客さまにご理解いただきやすいデザインに変更する必要があると考えました。お客さまによりわかりやすい報告書をご利用いただくために、UCDA認証「伝わるデザイン」の取得を目指しました。
制作のポイント
入院・手術状況報告書(自己申告用)
別添資料:フローチャート
1.手続きに必要な書類や記載項目の一覧を作成し、見落としを防ぐ内容に変更
2.記入例にある注意点や手順について、順を追ってわかりやすく、お客さま目線の構成に変更
3.お客さまにご記入いただく項目を簡素化し、記入欄の拡張・文字サイズの拡大
4.1行の文字数を少なくし、定型的な文言についても読みやすく変更
5.別紙資料としてフローチャートを添付することで、手続きの全体像を可視化
認証を取得して
UCDA認証「伝わるデザイン」の取得にあたり、一つの帳票に対して、様々な観点から「わかりやすさ」を追求することの大切さを知ることができました。今回の認証取得をきっかけに、お手続きに必要な書類や記入方法がわかりやすくなり、お客さまに迅速に給付金のお支払いができることを期待しております。
今後もユニバーサルコミュニケーションデザインを起点として、お客さまに大切な情報をわかりやすく提供することに取り組んでまいります。