日本生命保険相互会社の営業職員用新型タブレット端末がUCDA認証「伝わるデザイン」を取得した事例を紹介します。
以下、担当者様よりコメントをいただきました。

認証取得の経緯

弊社では、2012年の前回リニューアル時に、契約手続きの電子化に業界でいち早く取り組んでいましたが、十分とは言えませんでした。2015年後半から今回のプロジェクトが動き始め、「より見やすく、わかりやすいデザインにしたい」という思いのもと、大幅な見直しをすることにしました。
設計の当初から、お客さまや営業職員にとって「わかりやすく、操作しやすい」手続き画面にしたいという思いがありました。偏りを防ぐためにも社内の議論だけではなく、幅広い知見を持つ第三者の評価が重要だと思ったのです。

制作のポイント

  • 画面デザインの初期段階から専門家と生活者の評価を反映
  • 生活者によるユーザーテストの実施
  • 高齢者に配慮したフォントや色使い

認証を取得して

「誰が見てもわかりやすい画面とはどんなものか」ということに苦労しました。実際に使用するお客さまと営業職員の年齢はさまざまで、20歳代から90歳代にまで及びます。また、使用する状況もいろいろありますので、社内外の方から意見をうかがいました。いただいた多くの意見を画面の限られたスペースに反映させることが、ひと苦労でした。
自分たちの開発業務が実を結んだ結果であり、良いものができたと開発に携わった者は喜んでいます。


日本生命保険相互会社のUCD取組みインタビューもご参照ください。