経過措置期間の「その後」も続くデザイン対応
食品表示法の経過措置期間終了が迫る中、情報を「正しく・わかりやすく」伝える表示の実現には課題が山積しています。
加えて、対応後の表示が「消費者に伝わっているか」「わかりやすいか」は重要なキーワードです。
UCDAは「食品表示のわかりやすさ」に関する研究成果をご提供するため、「UCD研究会 食品表示部会」を立ち上げました。
デザインや色彩の専門家、行政など様々な視点を取り入れて活動し、科学的な評価をデザイン改善にお役立ていただけるよう活動しています。
特別対談:池戸重信氏
「食育」「食の安全」の専門家である池戸氏に食品表示法の課題、生活者のニーズと法律のズレについてお話を伺いました。
食品表示は生活者と事業者を結ぶ「信頼の絆」:池戸 重信氏(2021年7月9日)
食品表示の課題
- 食品パッケージにおける「わかりやすい表示」のデザイン
- 食品表示法の経過措置期間終了後のデザイン対応
- 表示可能面積とわかりやすさの両立
- 生活者の行動調査
- フォントとデザイン
- 見えにくい色使いや色弱者対応(CUD)
- アレルギー表示の形式のわかりやすさ(ピクトグラムと表組み等)
- 〈NEW〉第三者認証取得した唯一のピクトグラム「みんなのピクト」で食品アレルギーをわかりやすく!
食品表示部会の活動報告
定例部会
- 【第3回】食品表示部会のご報告(2021年8月31日)
・越野昭一氏(農林水産消費安全技術センター、元消費者庁)
・矢口博之准教授(東京電機大学 理工学部) - 【第2回】食品表示部会のご報告(2021年4月27日)
・河原純一郎氏(北海道大学 大学院文学研究院心理学研究室 教授)
・森下洋平・野島瞳(UCD研究所) - 【第1回】食品表示部会のご報告(2021年1月25日)
・天明英之氏(フード・オフィス・天明 代表/上級食品表示診断士)
・森下洋平・野島瞳(UCD研究所)
第3期
- 【第4回】食品表示部会のご報告(2020年11月24日)
・矢口博之氏(東京電機大学 理工学部 准教授)
・森下洋平・野島瞳(UCD研究所) - 【第3回】食品表示部会のご報告(2020年7月7日)
・三林洋介氏(玉川大学 工学部 エンジニアリングデザイン学科 教授)
・森下洋平・野島瞳(UCD研究所) - 【第2回】食品表示部会のご報告(2020年2月13日)
・河原純一郎氏(北海道大学 大学院文学院心理学研究室 准教授)
・森下洋平・野島瞳(UCD研究所) - 【第1回】食品表示部会のご報告(2019年11月12日)
・伊賀聡一郎氏(エクスパーク合同会社 代表)
・森下洋平・野島瞳(UCD研究所)
第2期
2020年の第2期は食品メーカーのほか、医薬品メーカーを含めた11社にご参加いただきました。
- 【第4回】食品表示部会のご報告(2019年8月6日)
・松永和紀氏(科学ジャーナリスト/内閣府消費者委員会 食品表示部会委員)
・井淵菜海氏・遠山佳代氏(芝浦工業大学 デザイン工学部UXD研究室)
・森下洋平・野島瞳(UCD研究所) - 【第3回】食品表示部会のご報告(2019年4月23日)
・川村雅徳氏(DICカラーデザイン株式会社)
・服部佳苗氏(NPO法人ピアサポートF.A.cafe 代表)
・森下洋平(UCD研究所) - 【第2回】食品表示部会のご報告(2019年1月22日)
・植田憲二氏(アートディレクター/株式会社電通)
・森下洋平・野島瞳(UCD研究所) - 【第1回】食品表示部会のご報告(2018年10月1日)
・池戸重信氏(食品表示検定協会 理事長/内閣府消費者委員会 食品表示部会委員)
・三村一夫(UCDA)
第1期
2019年の第1期は「わかりやすい表示」に取り組む食品メーカーなど9社にご参加いただきました。
特別イベント
外部発表
- 【研究報告】消費者庁 地方消費者行政に関する先進的モデル事業:
「わかりやすい食品表示」の啓発とガイドライン作成プロジェクト(2021年4月1日)
(外部リンク:消費者庁ホームページへ飛びます) - 【研究報告】東京都 令和元年度食品の適正表示推進者フォローアップ講習会:
食品表示の見やすさ・わかりやすさ 科学的評価に基づくデザインとは(2020年1月30日) - 【研究報告】内閣府 消費者委員会 食品表示部会:食品表示の「見やすさ、わかりやすさ」(2018年11月8日)
(外部リンク:内閣府消費者委員会ホームページへ飛びます)
研究部会:第3期の参加募集中
第3期は情報交換やワークショップを取り入れ「わかりやすさ」で食の安全・安心に貢献していく予定です。
研究部会のご紹介
テーマごとの部会には大学や生活者、企業、専門家が参加し、定例会を開いています。
部会には年度途中からでもご参加いただけます。入会は「お問い合わせフォーム」からご相談ください。
・最新の研究報告
・ゲストを招いた特別セミナー
・ワークショップ
・改善アドバイス
・会員同士の情報交換